仕事勤めしているとなかなか手の込んだ料理を作ることもできず、ましてや料理のイロハを学んだこともない訳であるから推して知るべしである。健康を考えるなんて二の次で、まず空腹を満たすことを第一に考えてきた。しかし、豆太郎も一丁前に大人になり、気づいてみると色んな所できしみが出はじめていた。これではいけないと考え、一念発起し、豆太郎は体の大改造を目論む。
その1
彩りを意識して多くの種類の野菜をたくさん食べる。
野菜の摂取目標は350g。大人の両手いっぱいに乗るくらいの量の野菜を食べること。旬の野菜は特に彩りがよく栄養価が高い。
その2
野菜に加えてきのこ、海藻、豆類を食べる。
多くの種類の食材から取り込まれた多くの種類の栄養素によって、様々な体の機能が補完されて活性化される。
その3
彩りとは赤系、橙系、黄系、緑系、紫系、黒系、白系の7色。
彩りが良いと食事がキレイに見え、食欲が進む。また、それぞれの色の持つ機能性成分(フィトケミカル)を摂取することができる。
赤系(リコピン) トマト 赤パプリカ 赤かぶ
橙系(βカロチン) にんじん かぼちゃ ミニトマト
黄系(フラボノイド) 玉ねぎ 黄パプリカ 銀杏
緑系(クロロフィル) ホウレンソウ ブロッコリー
紫系(アントシアニン) ナス 赤しそ 紫玉ねぎ
黒系(クロロゲン酸) ごぼう じゃがいも バナナ
白系(イソチオシアネート) だいこん キャベツ 白菜
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